自分の取り扱い説明書

 
 
ノートと付箋

 
 
 沖ヨガ。
 
 ネットで検索してその単語を見つけた時に「水の中でやるのかな?」と思いました。
 空中ヨガや全裸ヨガもある時代ですから、あってもおかしくない。
 だとしても、ずいぶん先鋭的なヨガだなぁ。
 

 幸か不幸か、私の予想に反してそれは人の名前でした。沖正弘が始めたから沖ヨガ。
 けれど、そこに書かれていた内容は私の興味を惹くには十分な内容でした。 
 

日本人に合ったヨガ

 伝統的なヨガを学んだ沖先生が日本人に馴染むように体系化したのが沖ヨガです。
 思えば、インドと日本では気候が違います。
 気候が違えば、育つ食物が違い、それを食べる人間の身体も違ってきます。
 
 そして、身体が違えば、その使い方も違うわけです。
 
 陸上の短距離選手を見ていると、明らかに黒人選手と日本人選手の身体つきが違います。
 黒人選手のプリッと突き出したお尻から生まれる蹴る力はいかにも強そうです。対して、日本人はシュッと細くて隣で並んでいると貧相に見えてしまいます。骨格や筋肉のつき方も違う両者が同じ身体の使い方をするとはとても思えません。
  
 だから、日本人には日本人に合ったヨガがあるはずです。
 沖ヨガは日本に伝わる武道の思想や民間療法なども取り入れていて、馴染むようにできていました。
 
 そして何よりも杓子定規的なことをするのではなく「生命の教え」を大切にして、1人1人に合ったヨガをすることを目的としていました。
 
 これだ!
  
 カチリとはまる音が聞こえた気がしました。 
 

お師匠さんは老夫婦!?

 沖ヨガについて調べていると、おり良くファミリーヨガのインストラクター養成講座が私の住む愛知で開かれることを知りました。これも縁だと思って、すぐに申し込みをしました。
 
 HPを見てもらえればわかりますが、私のお師匠さんは老夫婦です。
 中でも石井三郎先生は現在71歳!
 それでいてエネルギーに溢れていて、逆立ちもこなせば、口も達者で冗談も飛ばします。
 
 養成講座で私が教えていただいたことは、ヨガインストラクターとしての知識や方法ではなく、生活の知恵でした。
 ほぐし動作や逆刺激、操体法、体質、食事の陰陽はもちろん、自分の心に関すること。
 インストラクターにならなかったとしても一生使えるものばかりです。
 
 私の身体はそれから半年足らずで劇的に変わりました。
 マラソンで73〜4kgまで痩せた体重は更に65kgまで落ち、酷い日には35.5度だった体温は36.8度まで上昇しました。
 
 始めた当初は膝と腰の痛みを抱えていましたが、それもすっかり良くなりました。
 たまに疲労で腰に違和感を感じる時も、どうすれば楽になるかを知っているので心配ありません。
 10代半ばから通っていた接骨院には行く必要がなくなりました。
 
 
 私は長らく求めていた自分の取り扱い説明書を見つけました。
 まだ完全版ではありませんが、これからも1ページずつ埋めていきたいと思っています。
 
>>NEXT 私がヨガをやる理由<<

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です