進む方向がわからなくなったら、記録する

積み木 
オンラインヨガの本田信英です。

 私は現在記録を取る、ということを意識的に行っています。

 自分の考えたことや行った習慣にどれだけ時間がかかったか。
 あるいは、その日の体調を数値化してみたり、などです。

 そうやって記録をすることで様々な発見があり、記録することの重要性をしみじみ感じています。

 自分のことがわからない。
 なにがしたいのかも見えてこない。

 そんな風に思い悩んで、もがき苦しむよりも、まずは日記をつけるなど記録することから始めたらいいと思います。

人は忘れるから記録する

 人間は一週間前どころか2・3日前の食事の内容も忘れてしまう生物です。

 ですから、当然自分がどんなことを感じ、考えていたのかも抜け落ちていってしまいます。

 非日常的な体験によって得た自分の人生を変えると思えた閃きも、僅かな時間で色褪せます。
 必死で考えたことも、忘れてしまうのです。

 だから、新鮮なうちに記録しておくことでまたそれを追体験できます。

記憶に栞を挟む

 もし記録しておかなければどうでしょうか?

 せっかく得た素晴らしい体験も記憶から消去されてしまいます。
 すると何度も同じ思考を繰り返すことになってしまいます。

 それは途中まで読んでいた本をどこまで読んだのか忘れてしまい、また最初から読み直すようなものです。
 ただ、そこに栞を1枚栞を挟んでおけば話は違うでしょう。

 記録をすることは、栞を挟むことに似ています。
 自分がなにを考えて、どこまで進んだのかその場所を記録する目印です。

 目印さえあれば、またいつでも再開できるだけでなく、一瞬で目的のページに辿り着けるわけです。

 同じ悩みで苦しみ続けている人は、せっかく考えた後に記録することのないままスイッチを切ってしまうのでしょう。
 だから、また同じことを最初から悩まなくてはいけません。その堂々巡りは確かに終わりが見えずに辛いはずです。

記録の蓄積が新しい発見を生む

CDの山
 毎日ヨガで身体を動かしていると、調子の良し悪しがあります。
 特別なことをしているわけでもないのに、やけに身体が軽く感じたり、逆に身体にゆがみを感じたり。

 その体調に気づく力も大事なのですが、そうした気づきを記録し蓄積していくと、どういうことをした時に自分の体調が上昇したり下降したりするのかわかってきます。

 例えば、曜日単位で見ていくと水曜日がやけに体調が良い日が多いわけです。
 それはなぜだろう?

 火曜日は夜にレッスンがありまして、その影響で翌朝の体調が良いことがわかってきます。
 だったら、「寝る前にも身体を動かしてみたらどうだろう」というアイディアが湧いてきます。

 記録が増えていけば、月単位、季節単位、年単位と自分の体調の変遷が見えていきます。
 そこにはたくさんの宝が眠っているでしょう。

「記録しないこと」にも意味を与える

 例えば、毎日日記を書き始めたとしましょう。
 1ヶ月くらい続けていると、どこかで書けない日が出てくるものです。

 毎日日記が書いてある中で、1日抜け落ちた日があります。
 さて、そこになにか特別な意味が浮かび上がってきませんか?

 その1日はなぜ書けなかったのだろう?
 そんな問いが自然と生まれてきます。

 その疑問を探っていけば、自分の失敗のパターンを発見することができるかもしれません。
 つまり、記録をつけ始めることで「記録しなかった」ことにも意味が芽生えます。

 これはかなり大事なことです。

 記録をつけないままだったら、全ての情報はちぎって捨てられるだけです。
 けれど、記録することを始めれば、「記録できなかった」という大事なデータとして残るわけです。

 記録をつける人とつけない人では歴然とした差が生まれてしまうでしょう。
 それは最初は些細なものだったとしても、その蓄積によっていつの間にか埋めがたいほどの深い溝となって立ちはだかります。

 プロ野球選手は毎打席ごとのメモを取っている人が珍しくないそうです。
 そうやって、記録することで自分の課題と長所が浮き彫りになり、その改善のために練習につなげることができます。

 記録を取ることで今すべきことはもちろん、未来への道も見えてきます。

とはいえ、気楽に記録する

 記録することの重要性について語ってきましたが、やる気になって記録をするのはやめた方がいいと思います。
 なんの習慣もない人が、ある日突然長文の日記をつけ始めたとしても続くとは思えません。

 だから、記録するということをもっと気楽に捉えていいと思います。
 最初は文章ですらなくていいでしょう。

 例えば、カレンダーに今日の体調を10段階で記しておく。
 そんなものでもいいのです。

 とにかく記録をすること。そして続けること。
 そうする中で、どんなことを自分が知りたいのかな、ということが朧げながら見えてきます。
 その時に、ふさわしい記録の仕方を考えればいいのではないでしょうか。

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