あなたが今まで一番長く続けていたこと、続けていることはなんでしょうか?
それはどれくらい続けていましたか?
一昔前であれば、終身雇用が当たり前で30年近く1つの会社で働く時代がありました。
もちろん今でもそういう人はいるでしょうが、その割合は減ってきているでしょう。
ただ、続けること。
習慣や継続、その重要性についてはこれまでも語ってきました。
どんな些細なことでも、延々と愚直に続けていくと通常ではたどり着けない境地にたどり着けると思っています。
ただ、50年1つのことを継続できますか?
50年という歳月
先日、私の師匠であるファミリーヨガの石井三郎先生がヨガ歴50周年を迎えました。
残念ながら私はセレモニーに行けなかったのですが、ブログを拝見すると盛況だったようです。
50年ヨガをやり続ける。
私がヨガ始めてまだ4年ですから、想像するだけでも気が遠くなります。
自分が生きた年月のほぼ2倍。
その間、ずっとヨガに関わってきたのだと思うと、頭が下がります。
齢70を超えても少年のように闊達でしょっちゅう冗談を口にしています。
毎年請われて海外に行ってヨガを教えに行くような凄い人なのに、偉ぶることもなく親しみやすい人柄は私の目指す姿に最も近いとも言えます。
多くの人がスタジオに通い、そしてインストラクターとしてそれぞれの場へと羽ばたいていく。
けれど、こうした節目には祝いに集まるのは三郎先生の積み重ねてきたものの価値を証明していると思います。
この人に師事してよかったと心から思います。
続けることが目的じゃない
さて、50年……私にもできるでしょうか?
不安よりも想像ができません。
どんなに焦ったところで時間が早く経過するわけではないので、今は継続あるのみです。
ただ、もちろん続けることが目的ではありません。
あちらこちらにフラフラと移動するのではなく、自分の信じる方向へと進んでいった先に気づけば道ができている。
そんな風に歩んでいきたいものです。
あなたも今日からなにか1つ始めてみませんか?