できないのではなく、知りたくない

目を背ける女性

 オンラインヨガの本田 信英です。

 上手くできないからこそ、ヨガをやる。
 前回、そんなことを書きました。

 もしあなたが自分に柔軟性が足りないからできないと思っているとしたら質問があります。
 では、どれくらいの筋力・柔軟性があったらヨガをしようと思えるでしょうか?

 その基準がどれほどのものをイメージしているのでしょう?

 
 ヨガをやるためにまず、柔軟性を高める。

 
 それは「『オシャレな街に服を買いに行く』ための服を買う」にも似た面倒くささを感じます。
 だったら回り道しなくても最初から始めればいいのではないでしょうか。

できないのではなく、知りたくない

 そもそもあなたは、自分がどれくらい健康なのか知っているでしょうか?

 
 意外とわからないでしょう?
 そしてそれはわからないのではなく、知りたくないのでしょう。

 
 だって、自分の不健康を知ってしまったらがっかりするでしょう?
 
 
 その点「身体が硬い」と曖昧にしておけば、認めた振りをしながら目をそらすことができます。

 
「頭が悪いから」「ブサイクだから」「太っているから」「背が低いから」
 私自身も未だにやってしまうことがありますが、こうした言い訳も同じです。

 
 実際にやってみればその現実から逃れることはできません。
 前屈したら、まったく手が足先に届かないという事実がありありとわかってしまいます。

 複数人の環境になれば、嫌でも他の人の姿も目に入ります。

 
「他人と比べる必要はない」と言われても、とりわけ最初は気になるでしょう。
 そして自分と誰かの対比をすれば、余計に自分の硬さを痛感させられます。
 
 
 つまり、身体が硬いからできないのではなく、自分の硬さを実感するのが怖いからできないのです。
 
 
 その証拠に「身体の硬い人でもできますよ」と言っても、うーんと唸っている人がほとんどです。
 

 知るのを怖れている自分とどう向き合うのか、それを否定するのか受け入れるのかは人それぞれです。
 
 けれど、知ることを怖れて、逃げたらなにもできなくなっちゃいます。
 
 

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