「なにを見ていないのか」という考え方

盲点の穴

 オンラインヨガの本田信英です。

 先日、コンビニのファミリーマートに寄った際のこと。
 ファミリーマートと言えば、お会計の際に「Tポイントカードはお持ちですか?」と確認されることが定番です。

 しかし、その日に限っては言われませんでした。
 その代わり、お金を支払う段になって目を落とすと、カルトン(レジにあるお金を置く場所)に「Tポイントカードはお持ちですか?」って書いてありました。

 その時はなんの感慨もなく会計を済ませたのですが、後になってじわじわと感動が湧いてきました。

 店員とのコミュニケーションをあまり取りたくない人は、カルトンにお金を出すし、店員に直接手渡しをするような人には直接聴く。
 二度手間にならない素晴らしいデザイン。
 店員も余分なこと言わなくて済む。みんなちょっと幸せになる凄いアイディアです。

 ただ、時間が経つにつれてなんだか気持ち悪さを感じました。

視界が盗まれる感覚

 視界が盗まれているような感覚がありました。
 自分の行動が予め想定されていて、その通りに動くロボットにでもなったようです。

 コンビニは競争の激しい世界です。
 消費者心理なんて飽きるくらいに考えていて、そうした仕掛けなんてのは店舗に数え切れないほど張り巡らされているのでしょう。

 ただ、買いたくなるような仕掛けだけではなく、自分の視界がそのまま盗撮されているような感覚はこれまでありませんでした。

 顔や目線までをトレースされて、僕以上に僕の見ているものを把握しているのです。
 自分の部屋に入ったこともない人に家具の配置を指摘されるような気持ち悪さを覚えました。
  
 それは以前チェーン店のレストランに行った時も感じたことです。
 テーブルの端っこに紙製の四面体が立っていて、レストランとは関係ない企業のCMが貼られていました。
 注文を終えて、料理が来るまでの待ち時間、客がどこに目を向けるかを完全に把握しています。

 けれど、その気持ち悪さに直面してみると、「自分はなにを見ていないのか」を考える機会になりました。

自分が何を見ているか、よりも何を見ていないか

カルトン
 僕はヨガをやる上で身体が硬いことや体調不良、上手くできない(力が抜けないなど)ことがすごく大事だと思っています。
 身体を取っ替えるわけにもいかないので、不自由さの中で身体の動かし方を工夫する余地があるからです。

 ただ、できないこと上手くいかないことに注目することは、どうしてもネガティブな印象を持たれることが多いです。
「もっとポジティブに考えよう」と言われるわけです。

 否定的に物事を捉えているわけではないのですが、これまで他者への説明の言葉を持っていませんでした。

 しかし、「なにを見ていないのか」という視点で考えると説明ができます。
 そこに確かに存在しているけれど、都合が悪いからか、習慣的なのか、見ないようにしていることに対して、意識を向ける。

 自分を責めるための材料として「できない事実」を収集するのではなくて、そこに隠されている、むしろ自分自身で隠しているものに光を当てるために「なにを見ていないのか」を考える。
 だって、今まで通りじゃ立ち行かなくなってしまっているんです。
 現在まで見落としていたものを見ることはその助けになってくれるでしょう。

 ポジティブな人もネガティブな人も偏ってしまえば、そこに盲点が生まれます。

 だから「なにを見ていないのか」の視点はどちらにも適用できます。
「できない」をよく見る人は「できる」を見るために、「できる」をよく見ている人は「できない」を見るために使うことができる。
 
 力が抜けない人は、じゃあどこが緊張しているのか探ってみると、もしかしたら最初から力んでいないのかもしれない。
 リラックスできている人は、その中でも緊張しているところを見つけ出せるかもしれない。

 困っていないうちは、問題はそこにあっても認識されにくいです。
「なにを見ていないのか」 を考えることはその認識を助けてくれるでしょう。

 あなたはなにを見ていないのでしょうか?
 
 
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