環境を整える

木と虹の写真
「息・食・想・動・環境」
 沖ヨガでは人間は5つの観点から人を見ていきます。
 ただ、その中で「環境」とはどういうことだと思いませんか?
 なぜ環境を整える必要があるのでしょうか?
 

ありとあらゆる環境に影響を受ける

 簡単に言ってしまえば、私達は環境の影響から逃れることができないからです。
 普段意識することはありませんが、私達はありとあらゆる環境に包まれて生活しています。
   
 例えば、住んでいる土地が違います。
 そうすると気候も違ってきます。
 
 暑い地域と寒い地域では育つ食物が違うので、それを食べる人間・動物も違います。
 また、温かい南米の人は陽気な気質になりやすいですし、寒い地域の人は冷静で大人しい気質になりやすいです。
 
 住む環境が違うだけでそれだけの違いが生まれます。

 その他にも今のあなたの食生活はどうしてできあがったのでしょう?
 それぞれの家庭での食環境があります。
 好きな味つけには少なからず母親の作る料理の影響があるでしょう。
 
 また、仕事を辞める理由の9割は人間環境だとまことしやかに語られます。
 付き合う人によってその人のあり方は変わってきます。
 他の人がずっと互いの悪口ばかりを言っている環境にいると、知らず知らず自分も愚痴を言ってしまいます。自分だけは言わないというのは並々ならぬ意志が必要になるでしょう。
 
 逆にいえば、互いのことを尊重できる環境を整えることができれば、意識しなくてもそれが身につくということです。
 

環境そのものは変えられない

 冬に雪が降るなと願ったり、夏に気温が下がれと念じたりしても、気候は変わってはくれません。
 仕事に関しても個人でフリーでやっている方は別にしても、残業の多い会社で突然長時間労働を辞めると宣言しても権限のない立場ではなかなか実現しないでしょう。
  
 人間も相手を操作して変えようとすればするほど相手は意固地になります。
 だから、周囲の環境は根本的には変えられないと思った方がいいでしょう。
 
 決して不可能ではありません。
 ただ、あまりそれに固執すると環境を変えることが目的になってしまいます。
 それでは本末転倒です。
 

自分が自由にできるものを変える

 環境自体を変えることは簡単ではありません。
 けれど、変えられるものもあります。
 
 例えば、寒いのが嫌なら南国に引っ越せば解決です。
 人間関係が嫌ならば、そこを離れて別の人々と関わるようにします。
 
 そう、自分がどこにいるかは変えられます。

 とはいえ、いきなりガラリとは変えられないかもしれません。
 年を重ねるほどにしがらみも増えていきます。
 
 ただ、どんな環境の中でも自分で自由になる範囲があります。
 引越しをするのが難しくても、窓に断熱シートを貼るくらいはできるでしょう。

 自分をどんな環境に置くかが大事です。
 そして、自分のありたい姿でいられる環境に身を置くことができれば、あとは流れに身を任せておけば上手くいくでしょう。

 環境を整えるということは周りを変えるということではありません。
 自分が気持ち良くいられる場所に移動するということです。
 
 

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