一人一人のヨガを見つける

 
 私達の身体はそれぞれ違います。
 外国人と日本人ではもちろんですが、日本人の中でだってそうです。
 北海道では皮膚は厚く寒さに適合した身体つきになりますし、暖かい沖縄では温かさにあった身体になっていきます。

 それは住む場所が近くても同様です。
 自分は痩せぎすで、隣人はぽっちゃりで、反対隣の隣人は標準体型。
 そんなことは珍しくありません。
 そして、突き詰めていけば自分と両親の身体も違う。

自分の専門家になること

 足の指先

 私は足の小指と薬指の第二関節が生まれつきありません。
 しかし、それを知ったのは20を超えてからでした。
 関係のない怪我で足のレントゲンを撮って、判明しました。

 小指側で踏みしめることができないせいか、私の靴は昔から小指側に穴が空きます。
 バランスポーズが苦手なのも、もしかしたらこの足が関係しているのかもしれません。
 でも、私はこの身体の状態を自然と思ってそれまで生きてきました。

 だから逆に第二関節がある感覚というのがわかりません。
 また、男性であるがゆえに女性の月経は感じられません。
 
 同じ腰痛持ちでも、AさんとBさんでは痛みの原因も種類が違う。
 お医者さんであっても肉親であっても、感覚の共感が精一杯で、決して体感はできません。
 
 だから、あなたの専門家はあなた自身がでなければなりません。
 だって、体感しているのは他ならぬ私であり、あなたなのだから。
 

なにはともあれ、続けてみる

 自分自身の専門家になる。
 しかし、0から始めていたら途方に暮れてしまいます。
 そのためにヨガがあります。

 私はヨガを実践することは自分自身の専門家になるための過程だと思っています。
 とにかく、まずは先人の残した「型」を踏襲してみる。
 するとなにかしらの変化が起こります。
 その中で、自分に馴染むものは積極的に取り入れ、馴染まないものは自然と削ぎ落とされていくでしょう。

 そうした継続の果てに、自分らしさが生まれてきます。
 それは日本の武道的な考え方でもあります。

 なにもないまま続けていたら、「型なし」になってします。
 でも、型を続けていけばいつしか、「型破り」な人になれるかもしれません。

 だから、自分のヨガを見つけるためにまずは続けてみることです。
 少しは続けてみないと自分に合うかすらわかりませんから。
 合わなかったらダメというわけでもなく、合わないとわかって良かったとポジティブに捉えて次にいきましょう。

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